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魚津は江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られる場所です。 蜃気楼は、大気中で光が屈折し虚像が見える自然現象で、気温や風などの条件が整わないと発生しません。 刻々と変わる気温や風によって蜃気楼の形も変わり、同じ蜃気楼は二度と見られないとまでいわれます。 光と風が織りなす自然の芸術ともいえる蜃気楼は、昔も今も多くの人々を魅了し続けています。