本日、富山県は、本市内の飲食店においてクラスターが発生したことを発表しました。本市では、８月に入り、クラスターが２件発生したほか、本日時点で110名もの感染者が確認されており、極めて深刻な感染状況が継続していると認識しています。

　県は、昨日、入院、宿泊施設に次ぐ新型コロナ患者の療養体制に「自宅療養」を加えることを正式に発表しました。
　既に富山労災病院の新型コロナ対応病床はひっ迫しています。今後も同じペースでの感染が確認された場合、入院調整中の人数が増え、結果、自宅療養を余儀なくされる方も増えていくことは、容易に想像できます。

　８月に入り、市内で確認された感染者110名の内97名、割合でいえば実に88％が40代以下の世代の方です。家庭を持っておられる方も多く、一人が感染し、家庭内で更に感染が広がるケースが見受けられます。
　本市では、９月１日（水）から開始する30〜39歳のワクチン接種予約に併せて、妊婦の方、その夫又はパートナーの方、そして12歳以下のお子さんを持つ29歳以下の保護者の方を対象とした優先予約を開始することを決定しました。
　今後も市をあげて、コロナ禍の終息に向けた取り組みを進めて参ります。

　先日から繰り返しお伝えしていますが、1人の感染者が何人もの人に感染させてしまうことがなければ、新型コロナの流行を抑えることができるはずです。
　市民の皆さまには、今一度、ご自身の行動を振り返っていただき、一人ひとり責任ある行動を改めて徹底していただきますようお願いします。

令和３年８月27日　　　
魚津市長　　村椿　晃