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2011年3月10日更新
大地震に備えて 地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をとることがとても重要です。 そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。 大地震のとき、家族があわてずに行動できるように、普段から次のようなことを話し合い、それぞれの分担を決めておきましょう。 (1)まず身の安全を ケガをしたら火の始末や避難が遅れてしまいます。家具の転倒や落下物には充分な対策をしましょう。(2)すばやく火の始末 揺れを感じたらすばやく行動。火元付近には燃えやすいものを置かないようにしましょう。 (3)戸を開けて出口の確保 地震でドアが開かなくなることもあります。戸を開けて避難口の確保をしましょう。 (4)火が出たらすぐ消火 万一、出火しても天井に燃え移る前なら大丈夫。あわてず消火をしましょう。 (5)あわてて外に飛び出さない 飛び出しはケガのもと。冷静な判断のもと行動しましょう。 (6)せまい路地やブロック塀には近づかない ブロック塀や自動販売機は倒壊のおそれが。すばやく避難をしましょう。(7)協力しあって応急救護 地域ぐるみで協力し合って応急救護の体制を(8)山崩れ、がけ崩れ、津波に注意 周辺の自然環境を把握して二次災害防止の心掛けを (9)避難は徒歩で マイカーでの避難は危険なうえ、緊急出動の障害に。ルールを守る心のゆとりを (10)正しい情報を聞く 事実はひとつ。間違った情報にまどわされず的確な行動を 自主防災組織の役割 <自主防災組織> 大災害時には、防災機関そのものが被害を受けることが考えられます。また、倒れた家屋などで消防車が災害現場へ到着することが遅れたり、同時多発火災の発生などの悪条件が重なり、防災機関の活動能力が著しく低下したりすることが予想されます。 災害から自分や家族、住み慣れたまちを守るために、お互いに助け合う自主防災組織を結成しましょう。 <平常時と災害時の活動> 組織の分担例として、平常時と災害時の活動をここに掲げます。 (1)情報 「平常時」には、情報を住民に伝える訓練を実施し、回覧やチラシ等で防災の啓発活動を行います。 「災害時」には、市や消防機関からの情報を伝え、地域の被害状況や避難状況を市へ報告します。 (2)消火 「平常時」に消火器具の点検や効果的な消火技術の習得を行い、住民へ取扱方法を指導します。 「災害時」には、周辺住民の協力を求めて初期消火を行い、火災の拡大を防ぎます。 (3)救出救護 「平常時」には、救出用資機材の使用法、負傷者の搬送法、応急手当法の習得訓練を行い、医療施設や救護所の位置を把握しておくことも必要です。 「災害時」には、資機材を用いて救出作業を行うとともに、負傷者の応急手当をし、医療機関や救護所に搬送します。 (4)避難誘導 「平常時」には、複数の避難経路・避難場所を把握しておき、誘導訓練を行います。地域内の危険箇所を把握しておくことが大切です。 「災害時」には、組織として安全な行動がとれるよう、避難場所まで住民を誘導します。 (5)給食・給水 「平常時」には、物資の備蓄・管理を行うとともにマキ炊飯、ろ水器を使った飲料水をつくる訓練などを行います。 「災害時」には、炊き出し・飲料水を確保するほか、食料品や救援物資の受入れ、配給を行います。 災害時の備え もしもの時に備えて、日頃から非常持出品の準備や避難先の確認など万全を期しておきたいものです。日頃の心がけが、いざというとき大きな差となって現れます。 避難時に持ち出したい物を欲ばりすぎると、安全な避難に支障をきたすことになります。必要最小限の内容にしましょう。 貴重品 ― 現金、権利証書、預貯金通帳、免許証、健康保険証、など 非常食 ― 乾パン、缶詰、ミネラルウォーター、など 救急医薬品 ― 目薬、傷薬、胃腸薬、お年寄りの常備薬、など ヘルメット、救命胴衣、携帯ラジオ、懐中電灯や下着・タオルなどの衣類を備えておきましょう。 また、水の溜めおき、家具の固定、扉に留め金、落下物及び転倒物の防止、家屋の耐震補強なども行っておきましょう。 もしものとき、家族がバラバラでは被害は拡大するばかりです。防災の日(9月1日)などを利用して家族で下記の防災内容について、確認しておきましょう。 (1)災害が起きたときの各自の役割(2)消火器、三角バケツなどの消火の備えについて(3)家族間の連絡方法(4)避難場所の確認(5)避難経路の安全確認(6)非常持出品のチェック(7)家具転倒防止対策や家庭内の整理整頓(8)お年寄りや乳幼児、病人などの避難方法(9)災害情報の入手方法
地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をとることがとても重要です。 そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。 大地震のとき、家族があわてずに行動できるように、普段から次のようなことを話し合い、それぞれの分担を決めておきましょう。 (1)まず身の安全を ケガをしたら火の始末や避難が遅れてしまいます。家具の転倒や落下物には充分な対策をしましょう。(2)すばやく火の始末 揺れを感じたらすばやく行動。火元付近には燃えやすいものを置かないようにしましょう。 (3)戸を開けて出口の確保 地震でドアが開かなくなることもあります。戸を開けて避難口の確保をしましょう。 (4)火が出たらすぐ消火 万一、出火しても天井に燃え移る前なら大丈夫。あわてず消火をしましょう。 (5)あわてて外に飛び出さない 飛び出しはケガのもと。冷静な判断のもと行動しましょう。 (6)せまい路地やブロック塀には近づかない ブロック塀や自動販売機は倒壊のおそれが。すばやく避難をしましょう。(7)協力しあって応急救護 地域ぐるみで協力し合って応急救護の体制を(8)山崩れ、がけ崩れ、津波に注意 周辺の自然環境を把握して二次災害防止の心掛けを (9)避難は徒歩で マイカーでの避難は危険なうえ、緊急出動の障害に。ルールを守る心のゆとりを (10)正しい情報を聞く 事実はひとつ。間違った情報にまどわされず的確な行動を
<自主防災組織> 大災害時には、防災機関そのものが被害を受けることが考えられます。また、倒れた家屋などで消防車が災害現場へ到着することが遅れたり、同時多発火災の発生などの悪条件が重なり、防災機関の活動能力が著しく低下したりすることが予想されます。 災害から自分や家族、住み慣れたまちを守るために、お互いに助け合う自主防災組織を結成しましょう。 <平常時と災害時の活動> 組織の分担例として、平常時と災害時の活動をここに掲げます。 (1)情報 「平常時」には、情報を住民に伝える訓練を実施し、回覧やチラシ等で防災の啓発活動を行います。 「災害時」には、市や消防機関からの情報を伝え、地域の被害状況や避難状況を市へ報告します。 (2)消火 「平常時」に消火器具の点検や効果的な消火技術の習得を行い、住民へ取扱方法を指導します。 「災害時」には、周辺住民の協力を求めて初期消火を行い、火災の拡大を防ぎます。 (3)救出救護 「平常時」には、救出用資機材の使用法、負傷者の搬送法、応急手当法の習得訓練を行い、医療施設や救護所の位置を把握しておくことも必要です。 「災害時」には、資機材を用いて救出作業を行うとともに、負傷者の応急手当をし、医療機関や救護所に搬送します。 (4)避難誘導 「平常時」には、複数の避難経路・避難場所を把握しておき、誘導訓練を行います。地域内の危険箇所を把握しておくことが大切です。 「災害時」には、組織として安全な行動がとれるよう、避難場所まで住民を誘導します。 (5)給食・給水 「平常時」には、物資の備蓄・管理を行うとともにマキ炊飯、ろ水器を使った飲料水をつくる訓練などを行います。 「災害時」には、炊き出し・飲料水を確保するほか、食料品や救援物資の受入れ、配給を行います。
もしもの時に備えて、日頃から非常持出品の準備や避難先の確認など万全を期しておきたいものです。日頃の心がけが、いざというとき大きな差となって現れます。 避難時に持ち出したい物を欲ばりすぎると、安全な避難に支障をきたすことになります。必要最小限の内容にしましょう。
貴重品 ― 現金、権利証書、預貯金通帳、免許証、健康保険証、など 非常食 ― 乾パン、缶詰、ミネラルウォーター、など 救急医薬品 ― 目薬、傷薬、胃腸薬、お年寄りの常備薬、など
ヘルメット、救命胴衣、携帯ラジオ、懐中電灯や下着・タオルなどの衣類を備えておきましょう。 また、水の溜めおき、家具の固定、扉に留め金、落下物及び転倒物の防止、家屋の耐震補強なども行っておきましょう。 もしものとき、家族がバラバラでは被害は拡大するばかりです。防災の日(9月1日)などを利用して家族で下記の防災内容について、確認しておきましょう。 (1)災害が起きたときの各自の役割(2)消火器、三角バケツなどの消火の備えについて(3)家族間の連絡方法(4)避難場所の確認(5)避難経路の安全確認(6)非常持出品のチェック(7)家具転倒防止対策や家庭内の整理整頓(8)お年寄りや乳幼児、病人などの避難方法(9)災害情報の入手方法
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