水道事業については、平成10年の料金改定以来、検針業務の民間委託や人員の削減など経営努力を重ね、黒字経営を維持してきました。しかし、人口減少による給水人口の減少や節水機器の普及などにより、今後、料金収入の減少が見込まれます。

　また一方で、昭和の高度経済成長期に整備した水道施設や水道管は老朽化が進んでいます。さらに、東日本大震災以後、地震災害等に強い水道管への布設替が課題となっています。

　 本市では、国庫補助等を活用しながら、耐震機能を備えた水道管の布設替に努めている一方、耐震機能のない老朽化した浄配水施設の更新に早急に着手する必要があります。

　今後必要な施設更新等を進めた場合、令和５年度には必要な資金が不足する見込みであり、布設替や施設更新ができなくなるため、やむをえず料金改定をお願いするものです。10月より上水道で約15％のアップ、簡易水道で約15％から20％のアップとなります。

　使用者の皆様にはご負担をおかけしますが、将来にわたって安心安全な水をお届けするために、ご理解をいただきますようお願いいたします。

　  

水道施設の更新・耐震化計画（更新等の目標） （リンク）

 

料金計算例

　一般家庭　　メーター 13ｍｍ　２か月で40㎥使用の場合

（式）　　基本料金　+　超過料金　+　メーター使用料　×　消費税 

現在　　（1,500円　+　160円×20㎥　+　200円）×　8％　＝　5,290円 

改定後　（1,724円　+　184円×20㎥　+　200円）×　10％　＝　6,160円

 

新料金適用時期

 

料金改定内容

＜上水道料金＞（消費税別）

基本料金（１ヶ月につき）

用　途	基本水量	改正前		改正後
一般用	10㎥	750円	→	862円
業務用	10㎥	900円	→	1,035円
浴場用	100㎥	7,600円	→	8,740円
一時給水	20㎥	3,100円	→	3,565円

 

超過料金（１㎥につき）

用　途	改正前		改正後
一般用	160円	→	184円
業務用	180円	→	207円
浴場用	180円	→	207円
一時給水	180円	→	207円

 

 

＜簡易水道料金＞（消費税別）

○ 鉢簡易水道、升方簡易水道、長引野簡易水道、平沢飲料水供給施設

基本料金（１ヶ月につき）

用　途	基本水量	改正前		改正後
一般用	10㎥	490円	→	588円
業務用	10㎥	600円	→	720円
一時給水	20㎥	3,100円	→	3,565円

 

超過料金（１㎥につき）

用　途	改正前		改正後
一般用	100円	→	120円
業務用	110円	→	132円
一時給水	180円	→	207円

 

 

○ 東城簡易水道、黒沢簡易水道、日尾簡易水道、小菅沼簡易水道、東蔵簡易水道

基本料金（１ヶ月につき）

用　途	基本水量	改正前		改正後
一般用	10㎥	750円	→	862円
業務用	10㎥	900円	→	1,035円
浴場用	100㎥	7,600円	→	8,740円
一時給水	20㎥	3,100円	→	3,565円

 

超過料金（１㎥につき）

用　途	改正前		改正後
一般用	160円	→	184円
業務用	180円	→	207円
浴場用	180円	→	207円
一時給水	180円	→	207円

 

（東蔵簡易水道の一般用及び業務用の基本水量は「10㎥」を「15㎥」と読み替える）

 

 

○ 島尻簡易水道

定額料金（１ヶ月につき）

用　途	基本水量	改正前		改正後
一般用	10㎥	1,310円	→	1,572円
業務用	10㎥	1,400円	→	1,680円

 

 

量水器（メーター）使用料（消費税別）

口径	使用料（１月１個につき）
13ミリメートル	100円
20ミリメートル	180円
25ミリメートル	190円
40ミリメートル	350円
50ミリメートル	1,550円
75ミリメートル	2,050円
100ミリメートル	2,650円
125ミリメートル	3,350円

 

消費税加算後、10円未満は切り捨てする。

 

※ 量水器（メーター）使用料の変更はありません。

※ 下水道料金の変更はありません。

 

新料金早見表

メーター口径13mm

メーター口径20mm

メーター口径25mm

 

　   皆様のご理解とご協力をお願いいたします。