蜃気楼ロードとは

　『蜃気楼ロード』は魚津市の海岸線沿いを南北に走る延長およそ８�qのルートです。すぐ横には「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した日本海・富山湾が広がっており、また、晴れた日には僧ケ岳や毛勝三山の北アルプス立山連峰の山並みを仰ぎ見ることのできる、県内で有数のドライブ・サイクリング・ジョギングコースとなっています。ルート上には魚津水族博物館やミラージュランド、埋没林博物館など多くの観光スポットや地域資源が点在しており散策やサイクリングに最適なエリアです。蜃気楼シーズン（３月下旬〜６月上旬）には、蜃気楼を見ようと多くの方々が訪れます。毎年４月に行われる「魚津しんきろうマラソン」や「富山湾岸サイクリング」のコースにもなっています。

ルート図（拡大）

蜃気楼ロードPR動画

　サイクリストが蜃気楼ロードを走行する様子をドローンで撮影しました。下記のリンクから是非ご覧ください。

 蜃気楼ロードPR動画

日本風景街道とは　

　道を舞台に風景や自然、歴史、文化など地域ならではの資源を活かした活動を推進することを目的として、平成19年度に創設されました。「蜃気楼ロード」は令和２年に３月に登録され、全国では１４４番目、北陸地方では１４番目、富山県内では３番目の登録ルートになりました。登録されることによって、地域の魅力向上に向けた様々な活動に対して、北陸風景街道協議会(※)より情報発信や助言などの支援を受けることができます。※北陸風景街道協議会とは、北陸地区の風景街道の登録申請受付や登録の審査、活動支援などを行うことを目的とし、平成１９年９月に設立されたものです。

活動目的（地域のねらい）

　魚津市の海岸を通る、富山県道魚津生地入善線及び富山県道富山朝日自転車道線を軸に地域住民・活動団体・道路管理者・魚津市などが互いに情報共有し、さらに連携・協働することで、富山湾や立山連峰を見渡せる「道」として、その風景と地域資源を守り・創り・伝える活動の推進を目的としています。

中心となる道路・活動エリア

　富山県道魚津生地入善線、富山県道富山朝日自転車道線を基本ルートとした魚津市内部

主な地域資源

◇景観資源・・・蜃気楼、富山湾、北アルプス　等

◇自然資源・・・ホタルイカ群雄海面、扇状地　等

◇歴史資源・・・万灯台、大伴家持の歌碑

◇文化資源・・・御旅屋跡、じゃんとこい魚津まつり　等

◇体験・交流資源・・・地引き網体験、経田漁港わいわい市　等

◇施設・情報資源・・・海の駅蜃気楼、魚津市レンタサイクル　等

蜃気楼ロード連絡協議会

　蜃気楼ロード連絡協議会は、日本風景街道のために別に新しく活動を立ち上げるのではなく、これまで個々に実施してきたそれぞれの活動を道で繋ぎ、「魚津蜃気楼ロード」のもとに連携することにより、全体として活動をより充実させ、新たな価値を見いだすことをそのねらいとしています。令和元年１２月４日に結成され、事業者・各種団体・道路管理者等によって構成されています。

　蜃気楼ロード連絡協議会構成団体

関連情報

・「日本風景街道」ホームページ
・「北陸の風景街道」ホームページ

・「魚津市周遊ルート（サイクリングコース」ホームページ