平成15年蜃気楼詳細記録

2月	-
3月	0回（別地点では24日に観測されています。）
4月	3回（7日 C・28日 D・29日 D）
5月	5回（2日 B～A-・3日 E・12日 C・13日 B・14日 C）
6月	1回（4日 C）
7月	-
8月	-
9月	-
10月	-
11月	※情報あり
合計	9回

平成15年蜃気楼出現1回目※

日付	平成15年4月7日
発生確認時刻	14：15
観測終了時刻	16:20
出現方向	黒部市生地、新湊～富山市水橋
蜃気楼の状態	建物等の伸び、船舶の伸びなど
ランク判定	C
気温	17℃
風向風速	N　3.0m/s
天候･視界状況	晴、やや不良
備考	ミラージュインフォメールを配信 ※3月24日に、魚津市海岸の別地点から蜃気楼の発生が確認されていますが、博物館のある場所からは確認できませんでしたので、博物館の記録としては4月7日を1回目としました。

平成15年蜃気楼出現2回目

日付	平成15年4月28日
発生確認時刻	12:20
観測終了時刻	14:00
出現方向	黒部市生地、生地沖、富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び、小型船の伸びなど
ランク判定	D
気温	21℃
風向風速	NNE　2.0m/s
天候･視界状況	晴、やや不良
備考	ミラージュインフォメールを配信。

平成15年蜃気楼出現3回目

日付	平成15年4月29日
発生確認時刻	14:00
観測終了時刻	14:40
出現方向	黒部市生地、生地沖、富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び、台船の伸びなど
ランク判定	D
気温	24℃
風向風速	NNW　3.0m/s
天候･視界状況	晴、不良
備考	ミラージュインフォメールを配信。 短時間にめまぐるしく変化したが、風向きが一定せず長続きしなかった。

平成15年蜃気楼出現4回目

日付	平成15年5月2日
発生確認時刻	9:40
観測終了時刻	18:15以後
出現方向	黒部市生地、新湊市～富山市水橋
蜃気楼の状態	建物等の伸び（バーコード状）、船舶の伸びなど
ランク判定	B～A-
気温	24℃(14:30)
風向風速	N　1.5m/s
天候･視界状況	晴、やや良
備考	ミラージュインフォメールを配信。 出始めは生地方向で堤防などが伸び上がる。 14:20頃から富山市方向がバーコード状になり、肉眼ではっきり観察される。 14:30頃、報知花火を上げる。 15:00以降は低い変化ではっきりしない。 18:15西から北西（氷見、能登方向）の遠い小型船が変形。低い層が残っている。

平成15年蜃気楼出現5回目

日付	平成15年5月3日
発生確認時刻	14:00
観測終了時刻	15:00
出現方向	黒部市生地、新湊市～富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物、船舶等の伸び
ランク判定	E
気温	26℃(14:30)
風向風速	N　0.5m/s
天候･視界状況	晴、やや不良～不良
備考	ミラージュインフォメールを配信。 生地の建物、沖の小型船舶、新湊市方向の大型船、富山市方向の建物などが 微妙に伸び縮みを繰り返す。肉眼では観察困難で、双眼鏡でも熟練者向き。

平成15年蜃気楼出現6回目

日付	平成15年5月12日
発生確認時刻	17:00
観測終了時刻	18:00以降
出現方向	黒部市生地、新湊市～富山市水橋
蜃気楼の状態	建物等のバーコード状の伸び
ランク判定	C
気温	18℃
風向風速	N　2.5m/s
天候･視界状況	晴、やや悪
備考	ミラージュインフォメールを配信。 目撃情報では、14:00ごろから小規模に変化。 17:00以降、肉眼でも観察できるほどになった。

平成15年蜃気楼出現7回目

日付	平成15年5月13日
発生確認時刻	9:00
観測終了時刻	12:30ごろ
出現方向	黒部市生地～新湊市～富山市～滑川市
蜃気楼の状態	建物、船舶等の伸び、反転
ランク判定	B
気温	23℃
風向風速	N　2m/s
天候･視界状況	晴、良
備考	ミラージュインフォメールを配信。 報知花火も上げる。

平成15年蜃気楼出現8回目

日付	平成15年5月14日
発生確認時刻	11:00
観測終了時刻	12:30
出現方向	黒部市生地
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	C
気温	24℃
風向風速	N　2m/s
天候･視界状況	曇、やや悪
備考	ミラージュインフォメールを配信。

平成15年蜃気楼出現9回目

日付	平成15年6月4日
発生確認時刻	11:45
観測終了時刻	15:00ごろ
出現方向	黒部市生地、新湊市～滑川市
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	C
気温	24℃
風向風速	N　2m/s
天候･視界状況	曇、やや良
備考	ミラージュインフォメールを配信。

表の見方

• 蜃気楼のランク付けは、つぎのような目安によって行なっています。（ランクはあくまで博物館の観測記録上の目安です。平成8年以降のみ）

A	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人でも、満足できる。（肉眼ではっきり識別でき、長時間（約2時間以上）にわたり複数の方向に現れる鮮明なすばらしい蜃気楼。）
B	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人でも、大半の人にわかる。（肉眼でよく識別できるが、継続時間や方向、鮮明さなど何かの要素が欠ける。）
C	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人の、半数ぐらいにはわかる。（「肉眼で識別できるが短時間」「長時間だが双眼鏡がないとわからない」「方向が限定的」など。）
D	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人は、大半の人がわからない。（「双眼鏡で識別できるが短時間」など。）
E	十分な予備知識をもって双眼鏡などを使用しないと観察が困難。（双眼鏡でも識別に経験を要する。）

• 記録しているのは、春型の蜃気楼（上位蜃気楼）のみです。
• 観測者によって蜃気楼の判定に差があるため、他のホームページ等で発表されているものとは数値が異なる場合があります。