平成8年蜃気楼詳細記録

平成8年の蜃気楼(総括)
平成8年は平年並みの13回でした。 ランクB以上のものが3回というのも標準的です。ただ、4月が7回と多かった割には5月は3回と少な目でした。
2月	-
3月	-
4月	7回（15日 D・22日 D・23日 E・24日 B・25日 D・26日 D・29日 D）
5月	3回（19日 D・25日 B・27日 C）
6月	3回（2日 B・7日 D・23日 E）
7月	-
8月	-
9月	-
10月	-
11月	-
合計	13回

平成8年蜃気楼出現1回目

日付	平成8年4月15日
発生確認時刻	12:30
観測終了時刻	13:00
出現方向	富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	16℃
風向風速	N　2～7m/s
天候･視界状況	快晴、視界やや良
備考

平成8年蜃気楼出現2回目

日付	平成8年4月22日
発生確認時刻	15:00
観測終了時刻	18:00
出現方向	富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	13℃
風向風速	記録なし
天候･視界状況	晴
備考

平成8年蜃気楼出現3回目

日付	平成8年4月23日
発生確認時刻	11:18
観測終了時刻	11:20
出現方向	黒部市生地
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	E
気温	19℃
風向風速	Wﾖﾘ　4～5m/s
天候･視界状況	快晴、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現4回目

日付	平成8年4月24日
発生確認時刻	10:50
観測終了時刻	16:00
出現方向	黒部市生地～滑川市(全方向)
蜃気楼の状態	建物等の伸び、反転
ランク判定	B
気温	20℃
風向風速	N　5m/s以下
天候･視界状況	快晴、視界不良
備考

平成8年蜃気楼出現5回目

日付	平成8年4月25日
発生確認時刻	13:40
観測終了時刻	15:30
出現方向	黒部市生地、富山市水橋
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	20℃
風向風速	Nﾖﾘ　3～5m/s
天候･視界状況	晴、視界不良～やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現6回目

日付	平成8年4月26日
発生確認時刻	13:45
観測終了時刻	17:00
出現方向	黒部市生地
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	記録なし
風向風速	N　5m/s以下
天候･視界状況	晴、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現7回目

日付	平成8年4月29日
発生確認時刻	10:50
観測終了時刻	11:00
出現方向	黒部市生地、滑川市～富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	21℃
風向風速	N
天候･視界状況	晴、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現8回目

日付	平成8年5月19日
発生確認時刻	13:15
観測終了時刻	13:30
出現方向	黒部市生地
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	21℃
風向風速	N　弱い
天候･視界状況	晴、視界不良
備考

平成8年蜃気楼出現9回目

日付	平成8年5月25日
発生確認時刻	17:00
観測終了時刻	18:50
出現方向	黒部市生地～滑川市(全方向)
蜃気楼の状態	建物等の伸び、反転
ランク判定	B
気温	記録なし
風向風速	N　1～2m/s
天候･視界状況	快晴、視界良
備考

平成8年蜃気楼出現10回目

日付	平成8年5月27日
発生確認時刻	11:00
観測終了時刻	16:00
出現方向	滑川市～新湊市
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	C
気温	26℃
風向風速	N　2m/s
天候･視界状況	晴、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現11回目

日付	平成8年6月2日
発生確認時刻	12:50
観測終了時刻	14:30
出現方向	黒部市生地、滑川市～富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	B
気温	記録なし
風向風速	N　3m/s以下
天候･視界状況	晴、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現12回目

日付	平成8年6月7日
発生確認時刻	9:50
観測終了時刻	10:30
出現方向	黒部市生地、富山市岩瀬
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	D
気温	20℃
風向風速	N　強い
天候･視界状況	晴～曇、視界やや不良
備考

平成8年蜃気楼出現13回目

日付	平成8年6月23日
発生確認時刻	13:30
観測終了時刻	14:00
出現方向	黒部市生地、滑川市
蜃気楼の状態	建物等の伸び
ランク判定	E
気温	25℃
風向風速	N　微風
天候･視界状況	晴、視界不良～やや不良
備考

表の見方

• 蜃気楼のランク付けは、つぎのような目安によって行なっています。（ランクはあくまで博物館の観測記録上の目安です。平成8年以降のみ）

A	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人でも、満足できる。（肉眼ではっきり識別でき、長時間（約2時間以上）にわたり複数の方向に現れる鮮明なすばらしい蜃気楼。）
B	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人でも、大半の人にわかる。（肉眼でよく識別できるが、継続時間や方向、鮮明さなど何かの要素が欠ける。）
C	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人の、半数ぐらいにはわかる。（「肉眼で識別できるが短時間」「長時間だが双眼鏡がないとわからない」「方向が限定的」など。）
D	予備知識がない人や、双眼鏡などを持たない人は、大半の人がわからない。（「双眼鏡で識別できるが短時間」など。）
E	十分な予備知識をもって双眼鏡などを使用しないと観察が困難。（双眼鏡でも識別に経験を要する。）

• 記録しているのは、春型の蜃気楼（上位蜃気楼）のみです。
• 観測者によって蜃気楼の判定に差があるため、他のホームページ等で発表されているものとは数値が異なる場合があります。