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退職所得に対する住民税の特別徴収について

2024年2月13日更新

退職金や退職手当などの退職所得に関する住民税は、前年の所得に基づき
翌年課税される住民税と区別して、退職所得が発生した年に課税されます。

退職者が納税者ですが、原則として、退職金等の支払者が退職者の退職所得に
対する住民税の税額を計算し、所得税とともに当該退職所得等に対する住民税を
退職金等の支払額から差し引いて退職者に支払い、納めるべき個人市民税及び
県民税の合算した額を市へ納税することになっています。

退職金等に対する住民税の特別徴収額を求めるには…

◆住民税の特別徴収の計算方法については、
総務省のホームページ(←こちらをクリック)からご確認ください。
退職所得に対する住民税の特別徴収税額早見表もあります。

@ まず退職所得の金額を求めます。
 退職所得の金額=(収入金額−退職所得控除額)× 2分の1※
 上記で計算して1,000円未満の端数があれば切り捨てます。
※注意 勤続年数が5年以内の法人役員等は、2分の1を掛けずに
   退職所得の金額 = 収入金額 − 退職所得控除額 となります。

◇退職所得控除額の求め方 (在職中に障害になったことが原因で退職した場合は下記に100万円加算)
 勤続年数20年以下の場合 ⇒ 40万円×勤続年数
      (80万円に満たないときは80万円)
 勤続年数20年を超える場合 ⇒ 800万円+{70万円×(勤続年数−20年)}

A 次に退職所得の金額に税率を掛けて住民税を求めます。
 退職所得の金額×市民税:6%=特別徴収すべき市民税額
 退職所得の金額×県民税:4%=特別徴収すべき県民税額
 上記で計算して100円未満の端数があれば切り捨てます。
 

退職金等に対する住民税の納める時期と方法は…

退職者が退職した日の属する年の1月1日現在における住所が所在する
市町村に納めていただくことになります。
納入書裏面の「個人市民税 個人県民税 納入申告書」に
特別徴収義務者、
退職者の人数、退職手当等の支払金額、市民税及び県民税に対する
特別徴収税額など必要事項を記載したうえで、退職金等から徴収した
月の翌月10日までに納めてください。
また、役員の方が退職された場合は、併せて特別徴収票を当該市町村へ
1枚送付してください。
特別徴収票とは、所得税の退職所得の源泉徴収票と同じものになります。

退職所得見本.jpg

お問い合わせは

税務課 納税係

〒937-8555 魚津市釈迦堂1-10-1 TEL:0765-23-1008 FAX:0765-23-1062

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